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PubMedID 17021250 Journal Mol Biol Cell, 2006 Dec;17(12);5094-104,
Title Atg22 recycles amino acids to link the degradative and recycling functions of autophagy.
Author Yang Z, Huang J, ..., Nair U, Klionsky DJ
東京医科歯科大・医歯学総合研究科  細胞生理(水島研)    原太一     2006/12/22

本論文は、オートファジーによって液胞内で産生されたロイシンや他のアミノ酸を細胞質へ送り出すeffluxerとしてAtg22が機能することを提唱している。これまでAtg22はオートファジックボディの分解に必要であることが報告されていた。これに反して筆者らは、atg22欠損株ではオートファジックボディの分解は遅延しているものの正常に進行すると主張している。しかし、この分解遅延の原因は不明であり、これをefflux異常だけで説明することは難しいように思える。また、atg22欠損株における液胞内ロイシンの蓄積が飢餓条件で検討されていないことやAtg22のefflux活性を示す直接のデータがないことなど検討すべき課題も残っている。
   
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Copyright 特定領域研究「タンパク質分解による細胞・個体機能の制御」事務局