PubMedID |
24634492 |
Journal |
J Immunol, 2014 Mar 14; [Epub ahead of print] |
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Title |
IFN-γ or IFN-α Ameliorates Chronic Proliferative Dermatitis by Inducing Expression of Linear Ubiquitin Chain Assembly Complex. |
Author |
Tamiya H, Terao M, ..., Yoshikawa H, Iwai K |
京都大学 細胞機能制御学教室 田宮大也 2014/03/24
インターフェロンでLUBAC活性アップ
手前みそ論文。
LUBACはHOIP, HOIL-1L, SHARPINからなるユビキチンリガーゼでNF-kBシグナルに影響を与えます。インターフェロンはLUBAC活性を増大させて(量も増えます)NF-kB活性を増強しTNF-aによる細胞死を減少させます。以上がcore findingsです。
cpdmマウスはSHARPINが欠損しLUBAC活性がダウンして皮膚炎を呈します。これにインターフェロンを打つとLUBAC活性がいくらか戻って皮膚炎の程度が軽くなります。
インターフェロンは昔から研究されていますがLUBAC活性を増加させる報告は初めてだと思います。この研究によりインターフェロンとLUBACの研究がより発展するようなことがあればうれしい感じしますね。