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PubMedID 28361485 Journal Methods Mol Biol, 2017 Mar 31; [Epub ahead of print]
Title The Use of Correlative Light-Electron Microscopy (CLEM) to Study PINK1/Parkin-Mediated Mitophagy.
Author Kishi-Itakura C, Buss F
University of Cambridge (CIMR)  Folma Buss laboratory     岸(板倉)千絵子     2017/05/22

Parkin mitophagy研究における電子顕微鏡(CLEM)解析
Editors: Professor Nobutaka Hattori and Dr Shinji Saiki, Mitophagy Methods and Protocolsの電子顕微鏡(Correlative Light-Electron Microscopy (CLEM))解析の章を担当させていただきました。先月の出版から少し遅くなりましたが、紹介させていただきます。
哺乳類細胞におけるPINK1/Parkin-mediated mitophagy解析を行う際、細胞へ外来的にHA-Parkinを発現させます。その発現量により、mitophagyの誘導スピード等は異なるため、電子顕微鏡で解析する場合には、同じ程度に発現した細胞を選んで比較検討する必要があります。そこで、固定した細胞を蛍光顕微鏡で観察し、同程度にHA-Parkinが発現された細胞を選択します。その選択した細胞を電子顕微鏡で観察、比較します。
とても明瞭なphenotypeの場合や、他の生化学的方法でphenotypeが明確な場合は、このCorrelative Light-Electron Microscopy (CLEM)解析を用いなくても、結果を出すことは可能かもしれません。しかし、電子顕微鏡解析結果から明らかなphenotypeについて言及したい場合には、このCLEM解析を行うことをお勧めします。また本プロトコールは一般的なCLEM解析にも利用できるため、CLEM解析のプロトコールとしてもご利用いただけると嬉しいです。
この論文が御所属する施設でダウンロードできない場合もあります。そのような場合は、私まで御一報いただければと思います。
この電子顕微鏡のとても光栄な仕事を私に御転送くださいました、水島昇先生、またEditorsの 服部先生、斉木先生にこの場をお借りし御礼申し上げます。
   
   本文引用

1 University of Cambridge (CIMR)  Folma Buss laboratory   岸(板倉)千絵子 Parkin mitophagy研究における電子顕微鏡(CLEM)解析 2017/05/24
Editors: Professor Nobutaka Hattori and Dr Shinji Saiki, Mitophagy Methods and Protocolsの電子顕微鏡(Correlative Light-Electron Microscopy (CLEM))解析の章を担当させていただきました。先月の出版から少し遅くなりましたが、紹介させていただきます。
哺乳類細胞におけるPINK1/Parkin-mediated mitophagy解析を行う際、細胞へ外来的にHA-Parkinを発現させます。その発現量により、mitophagyの誘導スピード等は異なるため、電子顕微鏡で解析する場合には、同じ程度に発現した細胞を選んで比較検討する必要があります。そこで、固定した細胞を蛍光顕微鏡で観察し、同程度にHA-Parkinが発現された細胞を選択します。その選択した細胞を電子顕微鏡で観察、比較します。
とても明瞭なphenotypeの場合や、他の生化学的方法でphenotypeが明確な場合は、このCorrelative Light-Electron Microscopy (CLEM)解析を用いなくても、結果を出すことは可能かもしれません。しかし、電子顕微鏡解析結果から明らかなphenotypeについて言及したい場合には、このCLEM解析を行うことをお勧めします。また本プロトコールは一般的なCLEM解析にも利用できるため、CLEM解析のプロトコールとしてもご利用いただけると嬉しいです。
この論文が御所属する施設でダウンロードできない場合もあります。そのような場合は、私まで御一報いただければと思います。
この電子顕微鏡のとても光栄な仕事を私に御転送くださいました、水島昇先生、またEditorsの 服部先生、斉木先生にこの場をお借りし御礼申し上げます。
      
   本文引用


Copyright 特定領域研究「タンパク質分解による細胞・個体機能の制御」事務局