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T細胞ホメオスターシスにおけるミトコンドリア形態制御の関与に関する検討

写真:反町洋之

理化学研究所
免疫・アレルギー科学総合研究センター
感染免疫応答研究チーム
チームリーダー
石戸 聡

我々は、近年新たなE3ユビキチンリガーゼファミリー(MIRファミリー)を見出しました。このファミリーは、免疫応答を司る膜タンパク質を制御するもの、さらには、細胞内オルガネラの機能を制御するものによって構成されています。本領域において、主に、このメンバーの一つであるMARCH-V/MITOLの免疫細胞における機能解析を行ない、新たな免疫制御機構の探索を行ないます。また、現在、MIRを用いて、様々なユビキチン鎖の性状と、その機能についても研究を行なっています。具体的には、MARCH-V/MITOLについては、conditional knockoutマウスを作製し、免疫応答における生理機能を明らかにして行きます。 また、その分子制御機構の探求については、プロテオミクスを用いて新たな制御分子の同定を進めて行きます。ユビキチン鎖の機能解析についても、プロテオミクスを用いてアダプター分子の同定、ユビキチン鎖の性状(どのようなlinkageを用いているのか?)の解明を精力的に進めています。

本研究課題に関連する代表的論文3報

  1. Ishido S, Goto E, Matsuki Y, Ohmura-Hoshino M. E3 ubiquitin ligases for MHC molecules.  Curr Opin Immunol.; 21(1): 78-83. Feb 2009
  2. Matsuki, Y., Ohmura-Hoshino, M., Goto, E., Aoki, M., Mito-Yoshida, M., Uematsu, M., Hasegawa, T., Koseki, H., Ohara,Nakayama, M., Toyooka, K., Matsuoka, K., Hotta, H., Yamamoto, A. and Ishido, S.  Novel regulation of MHC class II function in B cells. EMBO J.; 26(3): 846-54. Feb 7 2007
  3. Yonashiro, R., Ishido,S., Kyo,S., Fukuda,T., Goto,E., Matsuki,Y., Ohmura-Hoshino,M., Sada,K., Hotta,H., Yamamura,H., Inatome,R. and Yanagi, S. A novel mitochondrial ubiquitin ligase plays a critical role in mitochondrial dynamics. EMBO J.; 25(15): 3618-26. Aug 9 2006

ひと言!

この度、水島班に入れて頂き光栄でございます。我々は感染症学、免疫学におりますが、我々なりにユビキチンバイオロジーを展開しております。是非、活発な議論をさせて頂ければと思います。宜しくお願い申し上げます。

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http://web.rcai.riken.jp/en/labo/inf/en_top.html

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